「開発プロセス」の記事
8 件
-
バージョン表記に β を付けた — ベータ版の決め手は、機能が揃ったことではなかった
8月21日、メールを「収受転送」で添付ごと収受文書にできるメール連携が完成した。併せて道具が揃い、残るのは現地でしかできない試験だけになった。だからログイン画面の版数に β が付いた。夜3時の67秒、52時間の誤警報、複製した機体で死んだメール、そして再試験でのログ増分0行。
-
記憶なんて当てにならない — どこまで配ったか、どこまで配るべきかで悩んだ話
PDF共通関数は、外部ライブラリ用のディレクトリの下に置いてあった。それだけの理由で配布から落ち、呼び出す側だけが現場に届いた。関数が無いまま「対応済み」になるところだった。どこまで配ったのか、どこまで配るべきなのか。チェックひとつ付け忘れれば同じことが起きる仕組みを、憶えていなくても済む形に作り替えた一日。
-
74件のうち、配るのは6件だった — 「更新日で選ぶ」が壊れた話
NGWの更新を配る仕組みは、とうに完成している。壊れたのは「何を配るか決める」ところだった。20年動いてきた「ファイルの更新日で選ぶ」が、AIと働き始めた途端に無関係なファイルを拾い出す。犯人はAIではなくgitだった。診断から、UPDATE MAKER を内容差分へ、さらに「案件を選ぶ」へ作り替えるまでの一日。
-
ひとり開発でも、GitHub — おいぼれになって、やっと腑に落ちた
リポジトリという言葉すら怪しく、commit・push・pull は呪文だった。バックアップのつもりで長年GitHubを使い、開発はいつも同じ一台。二台目を持ち歩きたくなって、ようやく同期の意味が腑に落ちた話。
-
「少し大きく」で、ちゃんと伝わる — アナログな注文が数値になるまで
「少し大きく」「ちょっとだけ下に」。数値ではなく、そんな曖昧な言葉でよく指示する。AIはその尺度を学んでいる気がする。最後は数値に落ちるのだが、何度もやり直すこの往復が、なぜか面白い。
-
AIは、私のコーディングのクセまで真似てくれる
NGWを開発して10年。命名規則も書き方も、私という一人の書き手の流儀でできている。新しく足すロジックを、AIはその流儀そっくりに書いてくれる。均質さは、そのまま読みやすさになる。
-
「流行に乗り遅れるな」から始まった — AIを開発に迎えるまで
軽い気持ちで試したAIコーディングが、いつのまにか開発の相棒になっていた。導入のきっかけ、6月にClaude Codeへ乗り換えた経緯、そして何が変わり、何は変わらないのかを正直に記録する。
-
動いているものを止めずに次を作る — 本番と次期版の二本立て開発
稼働中の本番版と大きく作り替え中の次期版を並行開発する。同じ論理修正を食い違う2つのコードベースへ確実に当てる運用の設計判断。