AIの時代がやってきたICTCacaoのAI元年
今日の新聞に、AIが悪用されて顧客情報が流出したという記事があった。同じAIで、小規模事業者のICTCacaoはコーディングを丸ごと任せ、NGWLinuxを半年で作り直した。2026年はAI元年だった。
このブログも、とうとう100記事を超えた。101本目に書くことは、最初から決めていた。AIの時代がやってきた、である。
今日の新聞から
今日の新聞に、AIが悪用されて顧客情報が流出した、という記事があった。
AIは両刃の剣だ。悪意のある人が使えば、攻撃は速く、安く、巧妙になる。顧客の情報を預かる側として、他人事ではない。だからこそ、使わないという選択はないと、あらためて思った。守る側もAIを使いこなさなければ、速さで負ける。
コーディングは、完全にAIの仕事になった
この業界、つまりIT、とくにアプリ開発では、もはやコーディングは完全にAIの仕事になった。これは感想ではなく、うちの現場で起きている事実だ。
高額で優秀なSEを何人も雇うことは、ICTCacaoのような小規模事業者には到底できない。採用の予算がないし、そもそも来てもらえない。
しかしAIなら、さほど負担にならない。しかも百人力である。月額の費用で、休みなく、設計の相談からコードの修正まで付き合ってくれる。
デザインもそうだ。Adobeの高額なサブスクに払うお金をAIに回した方が、いまは効率がいい。
NGWLinuxは、AIがリビルドした
象徴的なのが NGWLinux だ。完全にAIがリビルドした。
ICTCacaoは、基本的に完全なディレクターだった。何を作るか、どこまで求めるか、どこが現場の運用に合わないか。決めて、確かめて、直させる。それが仕事で、コードは Claude Code が書いた。
Linuxの構築も、レプリケーションも、クローンの構築も、AIがいたから短期間で実現できた。半年である。人を雇って同じことをやろうとしたら、半年では済まなかったし、そもそも着手できなかったかもしれない。
経緯は、ここまでの記事に残してある。最初のLinuxサーバは VMに、自分の住所は要らなかった、構築チームへの引き渡しは Linux構築チームへ渡す を見てほしい。
ディレクターの仕事は、むしろ増えた
誤解されやすいので書いておく。AIに任せると楽になる、というのは半分だけ正しい。
- 作るものの判断は、人間が持つ
- 出てきたものを確かめるのも、人間の仕事
- 顧客のデータをどこまで見せるかは、毎回こちらが線を引く
コードを書く時間は減った。そのぶん、決める時間と確かめる時間が増えた。ディレクターが弱いと、AIは弱いまま走る。
今年が、AI元年
これからは、AIを上手に使う企業が成長していくと思う。人数や資本の差が、AIの使い方の差で縮む時代になった。
そういう意味で、ICTCacaoにとって2026年は、AI元年になった。
AIとの協働作業での学び
- コーディングはAIに、判断は人に。 分担がはっきりすると、小さな会社でも大きな開発が回る。
- 半年でLinux版を作り直せたのは、AIが優秀だったからだけではない。 ディレクターが、何を作りたいかを言葉にし続けたからだ。
- 守りにこそAIを。 悪用の記事は、使わない理由ではなく、使いこなす理由になる。
- この記事の本文も、Claude Code と一緒に書いた。 元年の締めくくりとして、それくらいがちょうどいい。